眠るような綺麗な顔でした。 ビロードのようなブルーの毛も、自慢だった美貌もそのままでした。 |
我が家の一族もご対面させましたが、猫たちは姫のいる部屋には入りたがるものの傍には近づきたがらなかったです。犬たちはなんだか良く解ってないようで不思議そうに匂いを取っていました。 |
真夏だったけど、ドライアイスでカチンコチンはかわいそうだ・・・と部屋を冷房でガンガンに冷やし、アイスノンを下に敷いておきました。おかげでさわり心地は柔らかい毛並みのままでお別れできました。 |
今回お別れの方法はばあばたちがネットで見つけた移動式の火葬車を頼みました。家まで迎えに来てくれ、家のすぐ近くで空に昇らせ、また家に連れてきてくれるという感じです。とても対応のいい業者さんでした。 |
玄関で最後のお別れです。 業者さんもお花を手向けてくれました。 |
約1時間後小さくなって姫が帰ってきました。 丁寧にどの辺の骨か説明してくれています。若かったので大腿骨も折れずにしっかりと残っていました。その他の骨も綺麗に残っていましたよ。粉々や灰の状態のものが殆どなくとても綺麗だったのでビックリしました。 |
お骨上げ。 人間と同じように足の方から入れていきます。 |
一人ずつお骨上げをしました。 |
喉仏を置いて頭蓋骨を乗せて。姫は小さな骨壷に納まりました。大きなマグカップほどの骨壷に2キロの姫が納まってしまいます。ほんとに小さくなってしまうものですね。 |
ばあばの寝てる部屋の骨董タンスの上に姫を。大好きなばあばと一緒でうれしいね。 大きな写真はばあば、じいじのお気に入りらしいです。 慌ててプリントアウトして持っていったのですが、この写真を選んでよかった。無意識にこの写真を一番大きく印刷したのが不思議ですが、きっと姫がかわいいあたしを持って行ってね。とでも言っていたのでしょうか? 次に会いに行くときにはきっとステキな額に入れてもらえてることでしょう。 ピナちゃん。 ばあば・じいじに沢山の愛をどうもありがとうね。 これからもばあば・じいじを見守ってあげてね。 |
こんなに早く見送る日が来るとは思っていませんでした。年の順から行けば一番目はび〜たんのはずだったし、誰も生き死にに関わるような病気とは無縁だったので、まだまだ先だと思っていました。 誰かが死ぬときはショックで寝込むに違いないと思っていた私ですが、寝込むことも無く。我が家のうるさい者どもの世話はいつもと変わらずにやることが沢山あり、そのおかげでかなり救われているようです。 ばあばは寝込んではないようですが、姫を想ってコッソリ夜泣いていたりするのかもしれません。でも、悲しみが思い出に変わる日はそう遠くは無いと思います。 ピンと尻尾を立てて擦り寄ってくる甘えた姿はもう見ることが出来ませんが、 ピナ姫はいつまでも、ばあば・じいじ・そして私の胸の中で生きています。 ここまで見てくださった方々、どうもありがとうございました。 |